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自作パソコンが起動しない事例

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自作パソコンが起動しない事例

個人のお客様からのパソコントラブルの出張修理依頼で、自分で組み上げたパソコンが起動しないという依頼で訪問した事例をご紹介します。

少しパソコンに詳しくなってくると、自分でパソコンを組み立てたいという方もおります。そのような方からパソコンを自分で組み立てたが 電源が入らないとかパソコンが起動しないとかという依頼が時々あるのです。 大抵はマザーボードやHDDなどにきちんと電源が配線されていなかったとか、CPUクーラーがきちんと密着していないとか、マザーボードとメモリの相性などいくつかパターンがあるのですが、 そのお客様の場合には少し違っていました。

出張パソコン修理にお伺いしてまず症状を見てみました。電源ボタンを押すと電源は入り、CPUクーラーのファンも回るのですが、1〜2秒で電源が落ちてしまいます。 もちろん数秒で落ちるので画面には何も映りません。次に部品の取り付け状況や配線を確認しました。CPU、CPUクーラーもきちんと取り付けられていて問題はないようです。 電源の配線やHDDのSATA接続も問題ありません。すべての接続を確認しましたが正常に配線されています。 また、メモリを外して起動しても同じ症状でメモリがあってもなくても起動時のBEEP音が聞こえません。 マザーボードの不良? 最初はそう判断しかけました。

しかし、まだ基本料金内の時間に余裕があったので、一度マザーボードを外してCPUから取り付け直してみようと思い、 マザーボードを外した時に、あれ!? と思いました。マザーボードが少し反っている(湾曲している)のです。 これはもしやと思い、マザーボードをケースから外した状態で配線をし直して電源を入れたところ、問題なく起動しました。

つまり、原因は、マザーボードの裏面がパソコンケースの金属板に一部触れていたのでマザーボードがショートしてしまい正常起動できない状態だったのです。 お客様がCPUクーラーを取り付ける際に、既にパソコンケースに取り付けられたマザーボードに何度も強く押し付けてしまったので、マザーボードの裏面が パソコンケースの金属部分に触れてしまうぐらい(といっても数ミリの隙間しかないのでそうなってもおかしくはないのですが)曲がってしまっていたのでした。

LGA775ソケットのタイプ及びその後継のCPUクーラーは、取り付ける時にマザーボードがケースについた状態では取り付けにくいタイプです。 通常はマザーボードをパソコンケースに取り付ける前に、CPUとCPUクーラーを取り付けるのが良いのですが、お客様は最初にマザーボードをパソコンケースに取り付けた為に、 CPUクーラーを取り付けるのに手こずったというわけで何度も何度もCPUクーラーをマザーボードに強く押し当ててしまったようです。

原因が分かったのであとは簡単です。念の為、パソコンケースの金属部分に絶縁シートを貼り、マザーボードの湾曲している部分を静かになるべく元に戻して 取り付け直しました。いざ電源を入れてみますと、ピポッ! と軽快な正常ビープ音が鳴って画面にマザーボードのロゴが表示されて起動しました。 その瞬間、お客様の顔が笑顔になりました。まだ、OSが入っていなかったのでBIOS画面を出してHDDやDVDのデバイスの認識、メモリが正常である事を確認しました。 お客様からついでにOSのインストールも頼まれたので続いてその場でWindowsのインストール及びマザーボードのドライバーのインストールを完了し、その現場を後にしました。
(記事作成日:2012年1月30日)

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