拠点間のVPN接続設定の事例 プロバイダを変更したら本社のサーバーが見れなくなった|パソコン出張修理レポート

拠点間のVPN接続設定の事例

TOP症状チェック現場のレポート > 拠点間のVPN接続設定の事例

拠点間のVPN接続設定の事例

ある会社からのパソコントラブルの出張修理依頼で、プロバイダを変更したら本社のサーバーが見れなくなった事例をご紹介いたします。

会社などで、本社と支社、あるいは本社と物流センターなど、別の住所にある場合でも同じ社内のLANのようにネットワークで接続する事ができます。 このような場合、現在ではインターネット回線を利用したVPN(Virtual Private Network)という技術を使って拠点間をあたかも専用線を使って接続しているようなイメージで しかも低コストで安全な通信が可能となっています。

その会社に到着してみると、インターネットは開けるのに本社の共有ファイルが開けないとの事。たしかにデスクトップに共有フォルダのショートカットがあり、 開いてみてもエラーで開けない状態でした。よく見るとショートカットのリンク先がプライベートIPアドレスになっているようなのでVPNが組まれているかもしれないと思い、 ルータを確認しました。ルータはYAMAHAのVPNサーバー機能を内蔵しているもので、telnetで接続して設定情報を確認すると、たしかに拠点間のVPN設定がなされておりました。 通常このようなVPNで拠点間接続を設定してある場合には、先に設定した業者なりシステム会社などがあるはずなので念の為お聞きしたところ、その設定をした業者はもうなくなったそうで、 頼む所がないため弊社に依頼がきたという次第です。実は訪問してみると、もう一つの営業所もプロバイダを変更したら本社の共有ファイルが開けない状態だということでした。

そこで整理してみると、本社はプロバイダの変更はない。訪問した先を含めて2箇所の営業所のプロバイダを変更してから本社のファイルサーバーに接続できない、という事になります。 つまり、2箇所の営業所のプロバイダを変更したため、ルータの拠点間VPNに設定してあったグローバルな固定IPアドレスが変わってしまったため、VPN通信が切れてしまったというわけです。 本社はプロバイダの変更はないのでグローバル固定IPアドレスの変更はなさそうです。

こうなると、プロバイダを変更した2営業所のプロバイダに固定IPアドレスの契約をしてもらわないと設定ができないのでそのお願いをしたのと、 本社と他の営業所にも訪問しなければならず、その了解と料金の見積りを出す事でその日は終了しました。

後日、見積りにOKを貰って3拠点を訪問して、それぞれのルータの拠点間VPNの設定を変更し、めでたく元のように各営業所から本社のサーバーにアクセスできるようになりました。 パソコントラブル出張修理は原則は時間制なのですが、この事例のようにある程度金額がかかってしまう場合などは、 事前にお見積りを出して、もし時間をオーバーしても金額は固定でそれ以上かからないようになっています。 (記事作成日:2012年1月30日)

←前へ ‖ 次へ→

パソコントラブルの出張修理を依頼する

パソコン出張修理の現場からレポートTOP


パソコントラブル出張修理 お問い合わせフォーム パソコントラブル出張修理の料金表 業務ソフト開発 アプリケーションソフト開発 ?