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外出先から社内の複数のパソコンにリモートデスクトップで接続する時や、複数のネットワークカメラに接続する場合には、
接続される側が通常のブロードバンドルータの場合、ポートフォワードで接続したい機器やソフトウェアに重複しないポート番号を使って振り分けなければなりません。
この為には接続される機器やソフトのほうの2台目以降にはデフォルトではないポート番号を設定しなければなりません。
また、セキュリティの観点から1つの機器やソフトだったとしてもデフォルトのポート番号を変更したい事もあるかも知れません。
ではこの場合のポート番号は何番を使えばよいのでしょうか。
ポート番号は0番から65535番までありますが、それには3つのタイプがあり、以下のようになっています。
・0番〜1023番 well-known port(ウェルノウンポート)
予約済みポートで用途が決まっていてユーザーは使えません。
・1024番〜49151番 registerd port(登録済みポート)
予約済みポートでやはり使わないほうがよい番号です。
・49152番〜65535番 dynamic port(ダイナミックポート)
ユーザーが自由に使えます。
この事から、ユーザーが自由に使う事ができるポート番号は49152番〜65535番の範囲となります。
この範囲のポート番号は、クライアント側のアプリケーションが、使用していないポートを自動的に割り当てて使いますが、ユーザーも自由に使う事ができます。
ユーザーがポート番号を変更したり指定したりするネットワークシステムの注意点としては、そのポート番号の管理が必要になります。
特に外部からルータのポートフォワードを使ってLAN内の同じプロトコルの複数の機器に接続する場合にはポート番号を重複する事ができませんので、
使用しているポート番号の一覧表などを作成して管理する事が重要です。
参考までに、主な予約済みポート番号一覧
20/TCP :FTP-DATA(FTP)
21/TCP :FTP (FTP)
22/TCP :SSH (SSH)
23/TCP :TELNET(TELNET)
25/TCP :SMTP(メール送信)
80/TCP :HTTP(Web)
110/TCP :POP3(メール受信)
123/UDP :NTP(時刻同期)
137/TCP,137/UDP :NETBIOS-NS(ファイル共有)
138/TCP,138/UDP :NETBIOS-DGM(ファイル共有)
139/TCP,139/UDP :NETBIOS-SSN(ファイル共有)
143/TCP :IMAP4(メール受信)
443/TCP :HTTPS(Webセキュリティ)
445/TCP :ダイレクトホスティングSMBサービス(ファイル共有)
587/TCP :Submission(メール送信)
161/TCP :SNTP(時刻同期)
1723/TCP :PPTP(VPN)
3389/TCP :リモートデスクトップ
(2012年05月16日)
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